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理事長所信

 私たち社団法人東伯青年会議所は、本年創立30周年を迎えます。
1981年鳥取県の県政百年を迎えた記念すべき年に、社団法人倉吉青年会議所のスポンサーのもとに誕生して以来、国内外ともに大きく変化していく情勢の中でのこの30年という長き歴史は、単に年数の積み重ねではなく、この地域を明るい豊かなものにしていくためにさまざまな地域活動、国際的事業を展開してこられました先輩諸兄の『志』の積み重ねにほかなりません。
 『過去のことは過去のことだといって片付けてしまえば、それによって我々は未来をも放棄してしまうことになる。』との言葉をイギリスの政治家、ウィンストン・チャーチャルは残しています。私たちの活動の原点も、先輩諸兄が『志』のもとに築いてこられました歴史や伝統にあり、それは私たちにとって未来を拓く大きな財産であります。
私たちは、温故知新の精神でその30年の歴史、伝統を学び、感謝し、先輩諸兄の『志』をしっかりと継承し、進化とともに次世代へと繋げていかなければなりません。

 私たちの活動や運動の目的は、『明るい豊かな社会』の実現にあります。
その中で私たちは創立25周年の際掲げた提言において、「現在の多様な価値観を持った『個』が『公』の心を持つ事が大切であり、その心がまちの中心にある事でひととまちが『協働』という言葉でつながる…その先に『明るい豊かな社会』がある。」と提唱しました。
当然その時代、その時代で求められるもの、必要なものは違うでしょう。故に実施する事業の内容や手法も異なるでしょうが、『明るい豊かな社会』を実現するために『協働でのひとづくり、まちづくり』はこれからも必要不可欠だと考えます。
しかし、今の私たちは『協働でのひとづくり、まちづくり』を推進し、牽引する事ができているのかと言えば必ずしもそうではないかもしれません。またその存在感さえもこの地域において有名無実のものにしてしまっているのかもしれません。
どの時代も私たち青年会議所だけで『明るい豊かな社会』の実現という目的を達成する事はできるはずはありませんが、今の私たちの存在意義は地域のひとたち『個々』の『自分たちのまちは自分たちで創るんだ!』という熱い『志』の灯を点しひろげ、『公』の心を育み、『ひととまち』とを繋ぐ『協働でのひとづくり、まちづくり』を推進、実践していく事にこそあると考えます。
 だからこそ私たちは、地域住民、行政、他団体と共に『協働でのひとづくり、まちづくり』を推進し、私たちがその中心となって実践する事で『明るく豊かな社会』の実現をめざしていきましょう。

 この地域には私たちと同じように、ひとづくり、まちづくり活動、運動を展開しておられるひとや団体は多数あります。当然、その理念や組織の性格上、目指す理想の姿は同じでも活動や運動の取り組み方や切り口はそれぞれに違いはあります。
しかしながら、その根幹にある『ひとを想い、まちを想う気持ち』は同じはずです。
人を愛し、まちを愛する気持ち、心こそがその活動や運動の原動力になっているはずです。
真の『ひとづくり、まちづくり』はその人を愛し、まちを愛する気持ちが根幹になければ行えず、当然『明るく豊かな社会』は実現できるはずはありません。
家族愛、親子愛、兄弟愛、友愛、郷土愛、LOM愛・・・・
あらゆる『愛する心』があると思いますが、現代の世の中ではそれが希薄になってきているのではないでしょうか?
私は、他を愛し思いやる心、つまり『愛ごころ』を育む事こそが、『個』が『公』の心を持つために最も必用であると考えます。
だからこそ私たちは『思いやり』溢れる郷里にするために『協働でのひとづくり、まちづくり』を推進、実践する中で、『愛ごころ』を育む事業を積極的に展開しましょう。

 東伯青年会議所の『志』の歴史を積み重ねていくのにも、そして『明るい豊かな社会』の実現を目的に私たちが中心となって『協働』運動を推進、実践していくのにも、まずは私たちの活動や運動に地域の方々からご理解とご協力を得、信頼され必要とされる団体になられなければ成し得る事はできません。
 そのためにはやはり、青年会議所として、またJAYCEEとして平素より全てにおいて基本に忠実である事が必要不可欠だと考えます。
社会人としての責任を全うするのに当たり前の事として、礼儀作法、身だしなみ、時間、期日、期限の厳守などがあります。それが当たり前にできる事を前提に私たち青年会議所には、JAYCEEとしての心構えとして『会員の心得、会員の心構え、会員としてのマナー』があります。それはまさにJAYCEEとしての基本姿勢であり、私たちにはそれを忠実に守り遂行する義務があります。
また言うまでもなく青年会議所での私たちの活動の基盤は例会にあり、全ての基本が集約されている事業であります。
その例会には『会員相互の意見交換・会員の友好促進・会員としての意識の高揚・会員間の連帯の絆を深める』という目的がありますが、それを達成するために100%出席する事も私たちの義務であります。その義務を基本に忠実に遂行する中でお互いを刺激し合い、学び合う・・・ます、それができなければあらゆる目的も達成する事はできないでしょう。 また基本に忠実である事で、はじめて歴史や伝統、積み重ねられた『志』を継承でき、進化とともに次代へ繋いでいけるはずです。
だからこそ私たちは、人として、社会人として、経済人として、そしてJAYCEEとして、全ての事柄に対し、基本に忠実に取り組みましょう。

 全国の青年会議所がそうであるように、私たち社団法人東伯青年会議所も近年急激に会員数は減少しています。それは、運営面の側面から見れば確かに存続の危機にあると言えるでしょう。
  しかしながら私は、私たちの活動において人数の多い、少ないは必ずしも関係はないと考えます。それはただ人数の多いだけの目的、理念、自覚なき者の集団では、ただの烏合の衆に過ぎないという事です。
  逆に人数は少なくとも、青年会議所としての、JAYCEEとしての目的と理念、自覚をしっかりと持った中で活動ができれば必ずや成果があり、地域に私たちの活動や運動が認知され、必要とされるはずです。そうあれば「志」を同じうする同志の環は必ず拡がり、自然に会員は増えていくのではないでしょうか。
  しかしながら、現状会員が減少し続けているという事は、私たち自身に目的と理念、自覚が欠けているのかもしれません。私たちの活動や運動が認知されず、必要とされていないから、それに共鳴してくれる同志が集まらない。また私たち自身にも、自らの活動や運動に自信が持てておらず、目的を達成するために志の灯を点し拡げる事が本来であるのに対し、運営上での弊害の観点からのみ同志を求めているのが現状でしょう。
 つまり現状の私たちにとって、人数が少ない事が存続の危機を招いているのではなく、私たちの意識のあり方に存続の危機を招く原因があるのではないでしょうか。
 だからこそ、私たちは拡大の重要性を考える上で、今一度青年会議所としての、JAYCEEとしての目的と理念、自覚をしっかりと持たなければなりません。その事でもっと強く同志を求め、『志』の灯を点し拡げる事の必要性、つまり『会員拡大』に積極的に取り組めるはずです。その上で会員拡大に取り組まなければ運営面だけではない本当の意味での存続可能な強いLOMは築けません。
そのためにも私たちは、目的と理念、自覚をしっかりと持ち、また自らの活動や運動に自信を持って会員拡大に積極的に取り組みましょう。

私たちは、

  • 温故知新の精神で30年の歴史、伝統を学び、感謝し、先輩諸兄の『志』をしっかりと継承し、進化とともに次世代へと繋げていきます。
  • 地域住民、行政、他団体と共に『協働でのひとづくり、まちづくり』を推進し、私たちがその中心になって実践する事で『明るく豊かな社会』の実現を目指していきます。
  • 『思いやり』溢れる郷里にするために『協働でのひとづくり、まちづくり』を推進、実践する中で、『愛ごころ』を育む事業を積極的に展開します。
  • 人として、社会人として、経済人として、そしてJAYCEEとして、全ての事柄に対し、基本に忠実に取り組みます。
  • 目的と理念、自覚をしっかりと持ち、また自らの活動や運動に自信を持って会員拡大に積極的
  • に取り組みます。

基本方針

  1. 基本に忠実な諸会議、事業の計画、設営、実践
  2. 地域住民、行政、他団体との『協働でのひとづくり、まちづくり』の推進、実践
  3. 会員拡大の実践
  4. 『愛ごころ』を育むひとづくり・まちづくり事業の実践
  5. 創立30周年記念事業の実施